市田柿

産地紹介
南信州(飯田・下伊那地域)の農業

耕地は標高300m~1,500m地帯にあります。山間傾斜地が多く1戸当たりの耕地面積が狭いものの、温暖な気候に恵まれ、果樹を中心とした園芸作物や肉用牛、養豚等の畜産の生産など多品目生産による複合経営が多い地域です。なかでも、農業産出額の1位を果樹が占め、長野県を代表する果樹産地です。特に、地理的表示(GI)保護制度に登録された「市田柿」をはじめ、りんご、なし、もも、ぶどうなどの果樹の生産が多い地域です。 市田柿は、天竜川沿岸の標高400~700mの地域を中心に栽培されています。令和2年には「市田柿」の名称で販売を始めてから100年を迎えました。

令和2年産 農産物産出額等(南信州)
令和2年産 農産物産出額等(南信州)

生産額は農林水産省公表の農林水産統計(県農業産出額)に基づく地域振興局推計値である(平成19年産から国による市町村別の作物別作付延べ面積、生産量、産出額は調査されなくなった)
令和2年産 農産物産出額等
南信州228億円
令和2年産 農産物産出額等
南信州228億円